フラワーサークルは魔除け?writtenafterwards 2017ss… A super pretty collection based humanity’s most terrifying Plague?
Ring-a-Round-o’ Rosies, バラの花輪だ、手をつなごう A pocket full of posies, ポケットは花束でいっぱいにして Ashes! Ashes! ハックション!ハックション! We all fall down. みいんなでころぼ。 欧米では、誰もが知っているこの童謡はマザーグースのものだ。よく、手をつなぎ丸くなって歌っている子供達を見かける。ちょうど日本でいうかごめかごめや、花いちもんめのような遊びと言えば分かりやすいだろうか。そして、国内外にかかわらず古くから伝わる同様には”怖い意味”や”都市伝説”がつきものだったりする。 Ring a Round o Rosies (RRR)も例外ではなくて、実は死を象徴するような意味が隠されていると言われているのだ。イギリスを始めヨーロッパでは、ヨーロッパ全人口の約3割を死亡させたという「ペスト(black death)」が大流行したという歴史がある。この曲はそれについて歌っていて、バラはペストの赤い斑点症状、花束はペスト予防のハーブ、そしてくしゃみはペストの初期症状を意味しているとのこと。 2017ssのリトゥンアフターワーズの展示会に行ったとき、このストーリーで頭がいっぱいになった。赤と黒(死)と白(生)のカラーパレット、まるで死から自分を守るようなサークル状の花…まさにRRRじゃん!!!ってね。 Ring-a-Round-o’ Rosies, A pocket full of posies, Ashes! Ashes! We all fall down. It’s a children’s song and rhyme that anyone from Western cultures knows. Children
SHIROMA×加茂克也が魅せる無常の美 Shiroma taps hair master Katsuya Kamo for 2017 SS
左右非対称のデザインというのは、日本のファッションにおいてとてもポイントになるディテールだ。それは、着物のカシュクールをはじめとし、ギャルソンによるアシンメトリファッション、ファッションだけでなく建築や生け花など多岐にわたって左右非対称の美学が精通しているのが日本文化の特徴でもある。 “無常観”の概念に見られるように、常に同じではないこと、時間とともに移り変わることに敏感な目を持ってきた日本人は、何かをデザインする時に風や波のような動的なものや、四季や天気の移り変わりをアシンメトリーで表現してきた。”時間の経過”に美を生み出してきたとも言える。 2017ssのSHIROMAがテーマに掲げたのは「BREAK」まさに崩れていく様、その動きや瞬間を捉えたコレクションになっている。 それに加えて加茂克也さんの手がけたヘア。退廃的でありながら動きのあるアレンジはさすがで、完璧に服とマッチし、コレクションをより魅力的にしていることは言うまでもない。 In kimono, the point where you cross one side of the robe over to the other is called “kashukuru”, which comes from the French “cache coeur” or “crossover the heart”. It refers to an asymmetrical design where one side is placed on top of the other, even in a cardigan or coat
『ヘイヘイ』東京ストリートど真ん中の謎めいたブランド。What you get when you cross preschool with Tim Burton, the mysterious Harajuku brand HEIHEI
「HEIHEI 2016-17aw」と検索にかけると、まっさきに出て来るのは英語のページ。 2013年にブランドをスタートさせたまだ新しいブランド”HEIHEI”について英語で書かれた記事は、 tokyofashion.comでかなり人気で注目を集めた。東京のストリートブランドがこうやってどんどん世界の目を集めること、それにはどんな意味があるのか? そして外の人が知っているのに、日本国内にいながらまだHEIHEIを知らないという方、ぜひここで頭に入れておくことをおすすめします!これからどんどん話題になること間違いなし。 With furry mascots-cum-Frankeinstein monsters, teddy bears disemboweled to hold iPhone cases, and white overalls with a giant ghost face plastered on the paunch, you would be excused for finding it all a bit… disconcerting. But that was the point, with HEIHEI’s 2016-17 collection titled “Horror School”. This young brand’s (since
ユイマナカザト、オートクチュールで真骨頂を見せる。”Iceland, that otherworldy planet.” Yuima Nakazato debuts at Paris Haute Couture
“日本人デザイナーがパリのオートクチュールに12年ぶりに登場” そんな快挙を成し遂げたのは、レディガガをはじめとする海外アーティストなどへの衣装提供で知られるユイマナカザト。なんと12年前にモリハナエがオートクチュールショーを成し遂げてから、日本人の参加はご無沙汰だったというから驚きだ。もともと、衣装提供に力を入れていた彼は量産型のプロダクトづくりより、オーダーメイドで一点一点凝ったものを作ることに向いていると自己を分析しているし、今までのクリエーションをみてもそれは一目瞭然だ。 “It’s been 12 years since a Japanese designer was seen on the haute couture runway” And with that, Yuima Nakazato took his ouvre of costume design for the likes of Lady Gaga all the way to the top stage, as a guest member of this year’s Haute Couture collections in Paris. As we
日本に残されたアジアでいちばんになる道が「東京即売コレクション」?Could Tokyo be a “See Now Buy Now” world capital?
今、世界のファッション業界で大きな議論を呼んでいるのが、ランウェイから実際に服が届くまでの(だいたい6ヶ月という)ギャップを縮めようとする”see-now, buy-now”という動きについて。(直訳すると”今見て、今買う” 。つまり、欲しいと思ってから手に入るまでの期間を短くするということ)。これは、製造、販売側にしてみれば悪夢のような物流スケジュールになることは明らかだけど、それでもさまざまな矛盾が取り除かれすっきりするため、多くの人に取って結果的にはプラスに働くのではないか?と思う。 服を見て、欲しいと思ったらやっぱりすぐに欲しいし、今のペースだと服が実際に店頭に並ぶ頃にはもう次の新作、次のシーズンに頭がいってることがよくある。キャッシュフローの良いビッグブランドや、アレキサンダーワンのように資産がたくさんあるメゾンは既に”オンシーズン”のランウェイに乗り出した。さらに、この波に乗り始めるブランドもコマーシャル的なブランドからだんだん出始めている。 ファッションキャピタルシティの中でも一番コマーシャル的なニューヨーク。この街では特に”see-now, buy-now”の動きが強い。ニューヨークファッションウィークのカレンダーにはクチュールブランドではなくスポーツウェアやカジュアルウェアブランド がずらりと並ぶ。だから、ニューヨークではすでに、”see-now,buy-now”ファッションウィークが、もうすぐそこまで来ていると考えている。 ニュー ヨークが上手く回り出せば、きっと次は東京の番だ、と個人的に思う。東京はsee-now, buy-nowのアジアのキャピタルとして、沢山の人がやって来るようになると思う。すでに、クリエイティブなデザイナーの多くはトランクショーに顧客を招待して、see-now, buy-nowのファッションショーを以前から続けてきた。…東京はもしかしたら世界のsee-now, buy-nowキャピタルにもなり得るかもしれない? Right now the huge topic of discussion in the global fashion industry is regarding disruption of the cycle from runway to delivery (usually 6 months) to”see-now, buy-now” (making looks immediately available to purchase). “See now buy now” is a logistical nightmare in
Kansai Yamamoto 新ブランド始動、エンターテインメントとリアルクローズの二刀流に挑戦。Kansai Yamamoto brings his charisma, entertainment to all
「ツアーで着たい」 デイビットボウイのそんなひと言からはじまったふたりの関係。 日本のスピリットとボウイの世界がバーンとぶつかったような衝撃的なあの図は今や伝説的だ。 一方2016年6月、満を持して山本寛斎さんが動き出した。 今までのアーカイブからグラフィックをリバイバルしたカジュアルウェアのブランドをスタートしたのだ。 今回のリバイバルライン「kansai yamamoto」は、デイビットボウイに対する寛斎さんなりの想いも込められているのではないだろうか。 男の友情、ロマン、そういう言葉の似合う方だから。 “I want to wear this on my tour” And with these words, the longstanding relationship between designer Kansai Yamamoto and David Bowie (nee, Ziggy Stardust) began. And how these two created something new by smashing together Japanese culture with Bowie’s charismatic style is now stuff of legend.
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