伝統技法「刺し子」を新人ブランドZaziquoが見せる新たな世界。Turning traditional SASHIKO embroidery into modern fashion, Zaziquo
ファッションに伝統「刺し子」を取り入れたニューブランド、Zaziquoの魅力に迫る。
矛盾したメッセージが行き交う今のファッション業界:デザイン編。Why is the fashion industry so absurdly paradoxical? Part1: Design
ファッション業界人だけでなく、ファッションファンまでもみんな口を揃えて言うことがある。”ファッションは今すごく複雑で奇妙な局面を迎えている”。 →シーズンはごちゃごちゃだし、デザイナーもトレンドもコピー商品もあらゆるところにあって、それに振り回される消費は疲れて燃え尽きてしまっている。若手デザイナーたちは終わらない不況の中でもがいている一方、ハイファッションの価格は上がり続け、お金のある人たちでさえ買うのをためらうほどになっている…。 ファッションを仕事にする者としてだけでなく、ひとりのファッションファンとして、最近思うことがある。それは私自身この業界に対してがっかりしたり、フラストレーションを感じることが多々あるということだ。そしてこの問題を投げかけるには今が絶好のタイミングなのではないかとも思う。きっと同じことを感じている人がたくさんいるから。 主に、私が感じているポイントは3つ。 デザインに関して 消費者と価格に関して 最後に、流通に関して 日本にいる身としてここで語ることは東京についての話になるが、これは世界中で起きていることに違いない。特に最初に取り上げるこの、”デザイン”にまつわる現状については。 デザイナーは、”普通の人”向けにデザインをしなければ服が売れないけれど、消費者はそれを見て、全部同じだという。答えはあるのか?? Ask any fashion industry professional or even just a fashion fan and everyone will tell you that fashion is really in a strange place right now; the seasons are all over the place, the designers are all over the place, trends and copycats are all over
誰もやってないから意味がある。センター街ジャックの仕掛け人はTHE HAPPENING。Revisting the most creative show, hands down: The Happening
さて3月末と4月頭といえば、東京はファッションウィークと展示会の群!各ブランドからぞくぞくと2017awコレクションが発表され、情報の波に飲み込まれる前に前シーズン渋谷の街をジャックしたHAPPENINGのコレクションをおさらい! 新進気鋭の若手クリエイターたちによるパワフルな”ファッションランウェイatセンター街”は、道行く人たちの足を止め、目を点にし、口をあんぐりと開けさせた。そして衝撃を飲み込んだあと人々はみな携帯を取り出し必死に写真や動画を撮る。東京のど真ん中の渋谷のど真ん中、センター街は間違いなくあの瞬間、東京という町をリプレゼントし、「東京ファッション」を発信していた。 In Tokyo, the end of March and early April means that it’s fashion week and exhibit season, with a flurry of brands revealing their 2017aw collections on and off the runways. There is one collection that *especially* eschews the traditional catwalk for something more unique and surprising. That collection is called “The Happening”
振り切れたNSFW刺繍が癖になる!初上陸「カルネボレンテ」。The most NSFW brand EVER is also the cutest…and now in Japan.
今、若い世代は”男女の差”に寛容になっている。渋谷でパートナーシップ制度が認められたり、世界各地でも同性婚が認められたり、ここ何年かで急速にLGBTのまわりの流れが変わっている。スターやファッションアイコンなどもたくさん生まれた。 そんな世界の流れを読んだのか、ちょうどタイミングが合ったのか… いやたぶん、カルネボレンテは時代の先端を地でいくタイプのクールな集団だ。 極端なもの、思い切ったものが好きなあなたはきっと気にいるはず! More and more these days, the younger generation is feeling much more open about sexuality-and the many forms of it. This lends itself well to fashion as well, as we have been graced with the uber-cool stylings of pretty “androgyny”, cool “unisex”, kawaii “genderless”, or girls-will-boys “boyish” styles. They all play
KOTA OKUDA: アヴァンギャルドな衛生の軌道に乗ったレトロフューチャリズム。The final frontier; collection of avantgarde satellite accessories by Kota Okuda
Kota Okudaさんのサテライトアクセサリはただ単に”未来感”だけじゃない。そこにあるのはなんなのか?Kota Okuda’s satellite accessories aren’t bringing us the future per se, but rather the idea that the future is still out there to be discovered.
『ヘイヘイ』東京ストリートど真ん中の謎めいたブランド。What you get when you cross preschool with Tim Burton, the mysterious Harajuku brand HEIHEI
「HEIHEI 2016-17aw」と検索にかけると、まっさきに出て来るのは英語のページ。 2013年にブランドをスタートさせたまだ新しいブランド”HEIHEI”について英語で書かれた記事は、 tokyofashion.comでかなり人気で注目を集めた。東京のストリートブランドがこうやってどんどん世界の目を集めること、それにはどんな意味があるのか? そして外の人が知っているのに、日本国内にいながらまだHEIHEIを知らないという方、ぜひここで頭に入れておくことをおすすめします!これからどんどん話題になること間違いなし。 With furry mascots-cum-Frankeinstein monsters, teddy bears disemboweled to hold iPhone cases, and white overalls with a giant ghost face plastered on the paunch, you would be excused for finding it all a bit… disconcerting. But that was the point, with HEIHEI’s 2016-17 collection titled “Horror School”. This young brand’s (since
Kansai Yamamoto 新ブランド始動、エンターテインメントとリアルクローズの二刀流に挑戦。Kansai Yamamoto brings his charisma, entertainment to all
「ツアーで着たい」 デイビットボウイのそんなひと言からはじまったふたりの関係。 日本のスピリットとボウイの世界がバーンとぶつかったような衝撃的なあの図は今や伝説的だ。 一方2016年6月、満を持して山本寛斎さんが動き出した。 今までのアーカイブからグラフィックをリバイバルしたカジュアルウェアのブランドをスタートしたのだ。 今回のリバイバルライン「kansai yamamoto」は、デイビットボウイに対する寛斎さんなりの想いも込められているのではないだろうか。 男の友情、ロマン、そういう言葉の似合う方だから。 “I want to wear this on my tour” And with these words, the longstanding relationship between designer Kansai Yamamoto and David Bowie (nee, Ziggy Stardust) began. And how these two created something new by smashing together Japanese culture with Bowie’s charismatic style is now stuff of legend.
Balmung does clothes for boys like they’re girls dressing like boys. 新ジェンダーレスファッションを確立したバルムング。
ジェンダーレスファッションが世界中に広がりを見せる中、東京のそれは独自のスタイルを生み出し、確立している。 もともと、体型やカルチャー的に海外より性差の少なかった日本という国は、ある意味ジェンダーレスファッションというジャンルの先進国と言える。つまり、ジェンダーレスはたぶん日本の得意分野。 2016awのバルムングは特に、”東京美学”があってこそのクリエーションだと思う。超ビッグシルエット、超ビッグシューズ、スクールユニホームのディテール、レース使い…どれも、海外の人にはない感覚やセンスの表れのように感じる。 As the neo wave of “genderless” fashion becomes more and more prevalent across the globe, Tokyo still manages to present it’s own singular version of the trend. Japan hasn’t that much of a gap between body types and even gender types (in traditional clothing) like the Western cultures to begin
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